スポーツ

2010年2月 4日 (木)

【角界】さよならドルジ

というわけで、朝青龍引退な訳ですが。
好角家歴20年の“隠れ相撲マニア”としては触れないわけにはいかないでしょうね。

まず、引退はやむを得なかったでしょう。
横綱昇格後、素行不良による厳重注意を何度も受けており、イエローカードもだいぶ溜まっていましたし、相手がどうあれ角界以外の人間に手を上げたのはまずかったですね(プロボクサーなら速攻で逮捕される事案です)。

引退会見を見る限り、本人は納得していない感じなので、「引退させられた」という表現が合っているような気がします。
解雇だと国技館での引退相撲はできませんし、集客面での功績が顕著でもあるため、引退相撲ができる&功労金が支払える“自発的引退”の形を敢えてとらせたのだと考えます。
また、朝青龍はモンゴル国籍のため、日本国籍を必須要件とする年寄襲名(=親方になること)は不可能なため、引退=相撲協会からの退職を意味します(因みに、現在の相撲協会では“廃業”という表現は使いません)。
ですので、状況的には「諭旨免職」に近かったのでしょうね。

後藤の場合、朝青龍に対してはあまり応援していませんでした。
確かに強いし、今までの力士にはなかった安定感(特に足腰の強さ)を持ち、天性の相撲勘を持ち合わせている力士ではあります。
但し、横綱としては土俵外でのトラブルが多いですし、何より相撲協会や師匠に無許可で仕事を入れたりサボったりしたことは激しく非難されるべきだと思います(さらに言えば、朝青龍を良識ある横綱にできなかった高砂親方、そして相撲協会そのものにも多大な責任が当然あります)。
また、マスコミに対する横柄な態度も見過ごせません。
このような態度を肯定し応援するようであれば、これからの世代にどう見本を示すつもりなのか……と思ってしまいます。

良い点悪い点をひっくるめて今までになかったタイプの横綱でしたが、「駄目なことは駄目」と忠告できる人間が近くにいなかったこと、また忠告されても自己を律することのできない“精神の未熟さ”が、結果として力士生命を縮めることに繋がったのではないでしょうか。

品格に関しては個々で判断が分かれるにしても、品格に関する規定がある以上、土俵上での強さだけでは横綱は務まらないのです(朝青龍同様にそこを分かっていないファンが多すぎると思います)。

「朝青龍引退→相撲を見ない」と仰る方々もいらっしゃますが、相撲は朝青龍だけではありません。
「白鵬のライバルがいなくなったから、つまらなくなる」というのは実に底が浅い言い訳だと思います。
相撲ファンではなく朝青龍ファンであるならば仕方ないのですが、そうだとしても言い訳としては間違ってるなと……(正直に「朝青龍大好き」と言えばいいのに(苦笑))。

もっと下の番付に目をやればいくらでも激しい熱戦はあります。
三役以上の取組はある程度結果が読めるので、混戦になりがちな幕内下位や十両、幕下上位の方が熱戦を期待しやすいと言えます(将来の横綱・大関を探す楽しみもあります)。
まあ、番付が下がれば待遇も変わるので、生存競争が激しくなり、見応えもあるのですよ。

まあ、少なくとも言えることは「酒は飲んでも飲まれるな」ですかね。
その昔、酒によるトラブルがあまりに多いために「相撲と酒のどっちをとるのか?」と師匠に迫られ、「やっぱり酒はやめられない」と言い残して廃業した幕内力士(=南海龍)がいたことを思い出しました。
師匠は代替わりしていますが、これも高砂部屋での出来事ですので、何やら因縁めいたものを感じざるを得ません。

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2010年1月 3日 (日)

【箱根駅伝】優勝は柏原君…でなく東洋大

箱根駅伝は復路も終了。
今日もBS日テレのダイジェストまで追っかけております。

総合優勝は柏原君の貯金を活かしきった東洋大でした。
柏原君の功績は言わずもがなですが、それ以外のメンバーもよく頑張りました。
「復路2位」が柏原君以外の実力の高さを証明していますね)。

総合2位には駒大が入りました。
駒大は序盤の出遅れが響いて、優勝争いには全く絡むことができませんでした。
しかし、「復路1位」を取れるほどの実力は持ち合わせているので、来年こそは序盤から優勝争いに絡んでくれることでしょう。

今回、予選会上がりでシード権を獲得したのが駒大・東農大・青学大・拓大、逆にシード権を失ったのが、中央学院大・日大・大東大(それと学連選抜)でした。
41年ぶりシード獲得の青学と初シードの拓大は素晴らしかったと思います。
青学は知らず知らずのうちに強くなりましたし、拓大も昨年は途中棄権だっただけに見事に雪辱を晴らしました。
逆に、ダニエル君が卒業する日大は、根本的に鍛え直す必要があるかもしれません。
出雲・全日本・箱根の学生3駅伝完全制覇が相当難しいことを、改めて思い知らされました。

来年以降も柏原君を擁する東洋大の優位は揺るがないと思いますが、各校とも20キロをそつなく走れるメンバーを10人揃えて対抗してくれると面白くなると思います。

選手や各校関係者の皆さん、並びに運営スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした!

……ちなみに、我が母校はしっかりシード権を獲りました。
何だかんだ言っても、やっぱり強いのがウチの母校(笑)。

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2010年1月 2日 (土)

【箱根駅伝】竜神強し

というわけで、箱根駅伝の往路が終了。
地上波の生中継に飽き足らず、BS日テレのダイジェスト放送もがっつり見てしまいました。

やっぱり東洋の柏原君は凄かったですね。
東洋に対しては、4区までに最低でも8分以上の差で勝っておかないと、セーフティリードとは言えませんね。
それに対して、日大は2区のダニエル君が折角作った貯金を5区で使い果たしたのが痛い……。

ちなみに、ウチの母校はシード権圏内ですが、まだまだ油断できません。
ワンミスが即シード落ちに繋がりうるのが箱根駅伝というもの。
明日も目が離せませんね。

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