引き続き、セミナー参加が続きます。
今日は「求職スキルセミナー 仕事探索編」に参加しました。
「求職スキルセミナー 仕事探索編」での目標は「自分の仕事選びのポイントを探すことを目指す」となっています。
「就職スタートアッププログラム」と同様の目標設定ですが、今回は仕事の探す時の注意点・ポイントを確認し、実際の求人情報を見ながら“仕事探しのキーワード”を探していくことが中心となります。
尚、「求職スキルセミナー」には「仕事探索編」「応募書類編」「自己PR編」「面接練習編」の4種類あります。
就職活動のステップに沿った設定となっているので、「就職スタートアッププログラム」も含めて1週間ぶっ通しで参加すれば一通りの就活のヒントが得られるしくみになっています。
今回、僕は「応募書類編」に参加できないので(カウンセリング予約時間と重なっているため)、その他の3種を受けることになります。
「仕事探索編」の話に戻ります。
最初に、カウンセラーさん&受講生の自己紹介。
そして、実際の仕事探索のポイントをテキストで確認していくことになります。
まずは、「仕事選びの基準を明確にする」ということで、求人情報を見る上での注意点を確認します。
「雇用形態」の特徴を最初にチェック。
正社員・契約社員・派遣社員等の契約のあり方・働き方の特徴を理解します。
そして、転職情報誌を実例に挙げて、求人広告の読み方を見ていきます。
求人広告は、雇用形態や条件面・会社概要が書かれている「データ欄」と、募集背景や社風等が工夫を凝らして書かれている「フリー欄」の2つで構成されていることが多いです。
「フリー欄」には企業が求める人材像等、企業が一番伝えたいことが表記されているので、企業の採用意図を汲むのに活用できます。
一方、「データ欄」の注意点としては、応募資格を満たさなくても大丈夫なことが多いこと、休日は取得可能な日数や曜日をしっかりチェックする必要があることを確認しました。
また、職種についても、業種によって仕事内容が異なってくるので、不明な点は企業に問い合わせてみるべきとの話もいただきました。
基本的な注意点をおさえた後は、実際の求人広告を見ていくことになります。
付箋紙と求人情報誌がひとりに1冊ずつ配布されます。
ここからは個人ワークに入ります。
求人広告を眺めていきながら、自分が気になったキーワードを付箋に1つずつ書き出していき、10個以上のキーワードをそろえていきます。
この時、あまり深く考えず直感的にキーワードを抜き出します。
また、気になるキーワードがあまりなければ、自分が大切にしたいことをキーワードとして書き出すこともアリです。
いざキーワードを書き出してみると、僕の場合は「データ欄」より「フリー欄」に書かれているキャッチコピーに惹かれていることが多いことに気づかされました。
(「データ欄」よりも「フリー欄」に意識が向いていたためと思われます)
キーワードが出揃ってきたら、今度はキーワードの分類作業に入ります。
「条件」「やりたいこと」「経験したこと・得意なこと」「その他」の4つに分類していきます。
視覚的に分かるよう、キーワードが書かれた付箋紙を分類用のワークシートに貼り付けていきます。
(僕は「その他」に分類されるキーワードが多かったです)
分類が終わると、今度はそのキーワードの中から「自分が特に大切にしたいキーワードベスト3」を書き出していきます。
そして、グループ内で「ベスト3」に挙げた項目を発表し合って討議します。
他人と同じキーワードを拾うとは限らないので(異なる求人誌を見ているから)、新たなキーワードを発見したり多様な価値観にも気づかされたりもします。
次に、自分が見つけたキーワードを生かした「仕事の探し方」を学んでいきます。
採用担当者の視点を交えながら、情報収集手段を確認していきます。
特筆すべきこととしては、採用担当者は求人広告をすぐには使わないのだそうです。
何故なら、第一に「各媒体に載せるには費用がかかること」、第二に「いい人材が応募するとは限らない」からです。
では、企業はどのような手段に訴えていくのでしょうか。
その筆頭は意外にも「口コミ・人脈」なのだそうです。
費用がかからず手間がかからないため、真っ先に知人関係をあたるのが多いようです。
であれば、求職者が出来ることとしては、「旗を立てる」ことが大事になります。
「旗を立てる」とは、自分が求職していること・探している仕事の内容を知人・友人にアピールすることを意味します。
そうすることで、思わぬ求人情報が得られるかもしれません。
また、「企業側が求人広告をすぐに使わない」ということは「広告に出ていない求人=“潜在求人”が存在する」ことの裏返しです。
というわけで、“潜在求人”の探し方についても理解を深めていきました。
「“潜在求人”を探す=自分自身で求人を開拓する」ことなので、競争相手もいないし企業に直接熱意を訴えることにもなるので、意外と就職に繋がるのだそうです。
方法論としては、職業別電話帳や業界専門誌を使って片っ端から電話をかけてみたり知人・友人に「旗を立て」たりするのが一般的です。
また、先程引き出したキーワードを使って、インターネットの検索サイトで検索をかけてみるというのも有効です。
セミナーでは、実際に受講生のキーワードで検索を行い、表示されたサイトを見ていきました。
検索でヒットしすぎるならキーワードを増やし、ヒットしなければキーワードを別の表現で言い換えることも必要です。
最後に、受講生の数人が指名され、受講後の感想を述べて、「求職スキルセミナー 仕事探索編」は終了しました。
個人的な感想。
ここで探したキーワードは、次に求人広告を見る時の絞り込みの材料として生きてくることが分かりました。
キーワードの順位付けをしておくことで、仕事探しの際に「希望する仕事がない」ということは少なくなると思います。
(自分の条件を全て満たす企業というのはなかなか存在しませんし)
キーワード探しをする場合、日頃からメモ帳片手であらゆる求人広告にあたっていくと良いと思います。
「求人デスク」等、「ジョブカフェちば」のサービスにも言及して下さるともっと嬉しいといったところでしょうか。
にしても、このセミナーでいただいたテキストは中身が濃かったです。
(意外と忘れがちだったり曖昧にしてしまったりしている求人データの各項目の意味等がきちんと説明されていますし)
セミナーの後、早速「求人デスク」を活用しました。
「求人デスク」については前日の記事にも説明を載せていますが、改めて説明をば。
まず受付で「求人デスク」を利用したい旨を伝えると、「求人情報早見表」を借りることが出来ます。
「求人情報早見表」には、企業名・事業内容・募集職種・雇用形態・勤務地・採用担当者のコメント等が、職種ごとに一覧で載っています。
各情報ごとにコードが書かれており、そのコードと企業名を「詳細情報請求シート」に記入していきます。
「詳細情報請求シート」には1度に5社まで記入できるようになっており、記入が済んだら受付に提出します(「求人情報早見表」もこの時に返却します)。
しばらく待っていると、「求人デスク」担当のカウンセラーさんが、求人情報の詳細の載っている「求人シート」を持ってきてくれます。
一通り「求人シート」を見た後、カウンセラーさんへ質疑応答したりアドバイスをいただいたりすることができます。
必要があれば電話での問い合わせ・応募もその場で出来ます。
その際、電話のかけ方のアドバイスをもらった上で、求職者自身が電話を掛けることになります。
「求人情報早見表」をにらめっこして、5社の企業をピックアップ。
カウンセラーのSさんからは「広告営業とか企画営業とかに興味あるんだねえ」なんて言われてしまいました。
単なる興味だったり何となくだったりで引き出した求人情報に意味づけをしてもらえるのも「求人デスク」の魅力ですね。
とりあえず引き出した「求人シート」はキープしておき、来週からバシバシ応募していきます。
帰り間際に「ITセミナー 未経験から目指せる『ITエンジニアへの道』」の参加予約を入れて撤収しました。
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